今日の感想『黄薔薇さま、人生最良の日?』

Sableさん『L'eau de rose』 http://sable.fc2web.com/

蓉子視点のコメディ。月初めの一日、やたらとご機嫌でやって来た江利子に「あれかな」「あれでしょ」と眉をひそめる蓉子と聖。なぜなら二人は、いつもいつも、きっかり一ヶ月周期で「あれ」、江利子の〈人生最良の日〉に突き合わされてきたから。しかもその〈最良〉の中身といったら――、後半ではついにブチ切れる聖が江利子を相手に「どつき漫才」、最後は蓉子も巻き込んで、てんやわんやを繰り広げる。

というわけで江利子さまの「人生最良」は、あたかも頼朝公の頭蓋骨*1のように、たくさんあると判明。

*1:香具師が人間の頭蓋骨を見世物に出し「これは源頼朝公の頭蓋骨でござる」という。見物人がそれを見て「頼朝公の頭というのは大きかったと聞くが、その頭蓋骨はずいぶん小さいのではないか」。香具師答えていわく「されば、これはご幼少の頃の頭蓋骨」