例えば銀河鉄道999 第112話「青春の幻影 さらば999(前編)」

(鉄郎が機械化を拒否した旨の報告を受けて)
女王プロメシューム「この私にたてつく者がいたとは。この私に!」
(女王の手に持つペンダント、すなわちメーテルの父が口を開いて)
メーテルの父「さすがは鉄郎だな」
女王「!……あなた」
父「やはり鉄郎はおまえの思い通りにはならなかったようだな。おまえの負けだ」
女王「何をたわけたことを。たかがあのような少年のひとりや二人、思い通りにならずとも、この機械帝国はびくとも揺るぎはせぬ!」
父「そうかな。鉄郎は並みの少年とは違う。真の愛と、勇気をもった未来の戦士だ。かならずやおまえの心の臓を、あの誉れ高き戦士の銃でもって撃ちぬくであろう!」
女王「……ええ、黙れ黙れっ!」
(ペンダントを投げ捨てて)
女王「私は機械帝国の女王、全宇宙の支配者! この私を倒せる者はない!」